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平成30年度第3回受入事業(日本語習得)実施結果概要

 北方四島交流受入事業の一つとして、2001年度から日本語習得事業を毎年度実施しています。今年度は7月3日から8月3日までの日程で北方四島在住ロシア人16名が、札幌市及び根室市を訪れ、約一か月にわたり札幌市内の語学学校(IAY)で日本語を学習するとともに、市民との交流を行いました。
 毎週土曜日は、札幌市内などにおいて各種交流プログラムや視察を実施しました。特に若い世代(大学生)や札幌市在住の元島民2世・3世の方々(千島歯舞諸島居住者連盟 道央支部「四島虹の会」)を含めた幅広い市民との交流の機会を設けました。

授業風景

視察(札幌市)

大学生との文化交流(札幌市)

ホームビジット(根室市)

「北方四島交流スピーチコンテスト2018」の開催

 7月28日は、「北方四島交流スピーチコンテスト2018」を開催しました。ロシア人団員が日本語でスピーチを、札幌市内でロシア語を学ぶ日本人の学生・社会人がロシア語でスピーチを行い、双方がお互いの学習の成果を披露、競い合いました。スピーチ後のミニコンサートでは、元島民2世の方が会社の同僚や交流事業に参加経験のあるピアニストと、金管楽器とピアノによる演奏を披露しました。日本人にもロシア人にも馴染みのある全4曲を演奏いただき、音楽を通して素敵な時間を共有しました。その後、茶話会形式でスピーチ参加者を含め、日本語研修を担当した日本語学校の先生方や、元島民2世・3世の方々も交えて交流を深めました。


スピーチコンテスト・表彰式(札幌市)

スピーチコンテスト・
ミニコンサート(札幌市)

根室市での文化交流

 根室市においては、根室高校での交流や根室商工会議所女性会のみなさんと文化体験・交流を行いました。
 根室高校での交流では、生徒の皆さんが読み手となり、四島カルタ大会を行い、盛り上がりました。
 また、根室商工会議所女性会との文化体験・交流では、会員の皆さんの指導をいただきながら、扇子の型に、それぞれの団員が和紙などでデザインをしたキーホルダーを作成しました。その後、食文化などについて、意見交換をしました。

文化体験・交流会(根室市)


根室高校での交流(根室市)

文化体験・交流会(根室市)

 事業終了時のアンケートでは、「日本人団員が島を訪問する際に、通訳など様々なお手伝いがしたい」、「日本語の勉強を続けたい」、「また交流プログラムに参加したい」といった声がありました。
 日本語習得事業に参加した四島在住ロシア人たちは、四島交流訪問事業で日本人が四島を訪れた際、通訳補助やガイド等のほか、ホームビジットの受け入れや住民交流会へ参加するなど活躍しています。
★主な内容は次のとおりです。
7月3日 (火) 根室港入港、オリエンテーション、中標津町へ移動 〔中標津町泊〕
7月4日 (水) 札幌市へ移動、歓迎会 〔札幌市泊〕
7月5日 (木) 開講式、授業開始 〔札幌市泊〕

(札幌市滞在中)

平    日 :日本語授業
土 曜 日 :交流・視察プログラム
日曜日・祝日: 休日
〔札幌市泊〕
7月31日 (火) 評価会、修了式、歓送会 〔札幌市泊〕
8月1日 (水) 根室市へ移動、市街地散策、ホームビジット 〔根室市泊〕
8月2日 (木) 学校訪問(根室高校)、文化体験・交流、記者会見、夕食交流会 〔根室市泊〕
8月3日 (金) 根室港出港