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第1回訪問事業(国後島:一般)

★主な内容は、次のとおりです。
5月14日 (土) 根室港出港、入域手続き、国後島上陸、
「南クリル地区行政府・議会」表敬訪問
(副議長兼副地区長)、ホームビジット
〔友好の家泊〕
5月15日 (日) 視察・訪問(幼稚園、博物館、メンデレーエフ空港、
埠頭、上下水道取水場(建設中)、日本人墓地など)、
住民交流会(木工芸品作成、意見交換会)、
市街地散策、夕食交流会
〔友好の家泊〕
5月16日 (月) 帰船、出域手続き、根室港帰港


ホームビジット

墓参り(東沸墓地)
〈参加者の声1〉
 今回の訪問で特に印象に残ったことは、去年12月に開園した公立幼稚園の建物の大きさ、設備の立派さである。メドベージェフ大統領から贈られたというテレビと音響装置もあり、ロシア政府の強い意思が感じられた。訪問中に副首相が国後に到着したとのニュースも伝わり、今後の返還運動は、全国民が領土・主権といった問題をもっと理解し、一致団結して強い意思を示さなくてはならないということを改めて認識させられた。
(70代男性)

〈参加者の声2〉
 島民は温かく迎えてくれ、心の通った交流ができた。返還運動につながる話しは直接できなかったが、仕方がないと判断せざるを得ない。しっかりとした外交交渉を望みたい。
(50代男性・元島民2世)

〈参加者の声3〉
 ホームビジットは非常に友好的であった。ホストファミリーは島内の友人や親戚と一緒に心から歓迎してくれた。食事も心をこめた素晴らしいものだった。ホストファミリーは私どもの問いかけに極めてはっきりと答えてくれた。現在島民が望んでいることについては、「道路の整備が優先」、「農地の開発・住宅の整備などを積極的に進めてほしい」、「政府の開発計画には島民は一様に疑念を感じている」、とのこと。それは実行の伴わない計画のみで、いつまでたっても実現されないと不満を述べていた。大統領、首相や政府高官が来ても島は一向に改善されない。実に不平不満の連続であった。
(80代男性)