令和元年度第5回北方四島交流訪問事業（教育関係者･青少年：択捉島）実施結果概要

　９月１３日から９月１６日の日程で藤田 寿香団長を含む計６４名が択捉島を訪問しました。
　今回の訪問は、教育関係者･青少年を中心に編成されており、1日目は択捉島・紗那学校で、青少年は５班に分れ、島側のロシアの青少年と合同で民芸品をテーマとした工作等を行い、その成果を発表し合いました。その後、10家庭に分かれてホームビジットを行い択捉島在住ロシア人との楽しい一時を過ごしました。
　２日目は本事業の中心的なプログラムである「住民交流会」を実施しました。まずは青少年を中心としたスポーツ交流会を行い、中標津高等学校の生徒による少林寺拳法の演武の披露と希望する島側青少年へ指導を行いました。また、日本と島側の青少年の混合グループによるリレーゲーム等で、大いに盛り上がりました。スポーツで交流を深めた後は、青少年５班と教育関係者に分れて意見交換会を行い、それぞれ活発に意見を交換しました。最後の夕食交流会では、話もつきず、別れを惜しみつつ交流は終了しました。
　今回の訪問で「ホームビジット」や「住民交流会」等を通し、より相互理解を深め合うことが出来ました。

★主な内容は次のとおりです。

９月１３日	(金)	根室港出港、入域手続き（国後島古釜布）後、択捉島へ向け出発、語り部 安田愛子さんによる講話、実践露語講座、択捉島内岡沖到着	〔船内泊〕
９月１４日	(土)	表敬訪問（文化スポーツ会館映画ホール）、紗那日本人墓地墓参、学校訪問（紗那学校にて交流）、ホームビジット (10家庭)	〔船内泊〕
９月１５日	(日)	住民交流会（文化スポーツ会館にて、スポーツ交流・意見交換会）、視察（オダイバケ温泉・紗那市街地）、夕食交流会、国後島古釜布へ向け出港	〔船内泊〕
９月１６日	(月)	出域手続き（国後島古釜布）、根室港帰港

少林寺拳法教室（文化スポーツ会館）

意見交換会（文化スポーツ会館）