- 北方領土とは
- 北方領土啓発活動の推進
- 北方領土返還要求運動の推進
- 後継者の育成
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<参加者の声1>
島の環境は、道路のほとんどが舗装されていなかったり、建物の多くも古く見えてしまったりと、私の町とは大きく違いました。ただ、自然が非常に多く、とてもきれいな景色が残されている素晴らしさを肌身に感じることができました。その一方で浜辺にはたくさんのゴミが流れつき、その中には日本語が書かれたゴミなども多くありました。海を渡って問題が発展していく環境問題を、皆が知っていく必要があるのだと感じました。 <参加者の声2> 私は教師として参加したので、たくさんの日本の中高生とも関わることができました。ロシアの人の優しさや温かさに触れ、仲良くなり、別れを惜しみ涙を流す子どもたちの姿が強く心に残っています。島への自由な行き来や交流を望む声も多く聞くことができました。北方領土問題の解決を願いながらも、一方的な解決ではなく、住む人々の気持ちや生活の理解、さらには環境問題についても理解を深めていく必要があることを感じ取ってきたようです。「奪い返す」ではなく、「問題を友好的に解決し、共に生きる」ことの価値についても、今後の授業などを通して子どもたちに伝えていきたいと思います。 <参加者の声3> 80歳を過ぎた僕の祖父には2つの故郷がある。16歳で離れた国後島と標津。64年の歳月はあまりにも長過ぎたと言わざるを得ない。島にはすでにロシアの人々の生活があった。その生活の場を奪うことにはためらいがある。「共存」という道には多くの困難があるとは思うが、ロシアと日本が両国の幸せのために対話をし、アイディアを出し合っていくことが大切であると感じる。 |
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