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第3回受入事業(日本語習得)実施結果概要

 北方四島交流受入事業の一環として、2001年度から毎年実施している日本語習得事業。今年度は7月17日から8月22日までの日程で北方四島在住ロシア人14名が札幌市及び根室市を訪れ、約一か月にわたり札幌市内の語学学校(IAY)で日本語を学習しました。
 毎週土曜日は、札幌市内及び近郊において各種交流プログラムやホームビジットを実施。特に若い世代(大学生)や札幌に拠点を置く民間企業を含めた各界各層の幅広い市民との交流の機会を設けました。(北海道大学国際交流サークル「SACLA」を中心とした学生有志や(株)テンフードサービスにご協力いただいた)
 また、札幌市在住の元島民2世の方々(千島連盟道央支部「虹の会」)にも交流に参加していただき、若い世代の四島在住ロシア人にも四島が日本の領土であることを意識させる機会となりました。



授業風景

SACLAとの交流

虹の会との夕食交流会

ホームビジット

「北方四島交流スピーチコンテスト2014」の開催

 更に、今回の目玉企画として8月16日に、「北方四島交流スピーチコンテスト2014」を開催。四島在住ロシア人が日本語でスピーチを、札幌市内の大学でロシア語を学ぶ学生がロシア語でそれぞれスピーチを行い、双方がお互いの学習の成果を披露、確認し合いました。スピーチ後のミニコンサートでは、モスクワ国立音楽院留学経験のあるピアニストや札幌大谷大学で声楽を学ぶ学生らが演奏を披露。四島在住ロシア人側からもピアノ演奏が披露され、音楽による交流を実現しました。その後、茶話会形式でスピーチ参加者含め約50名の参加者が交流を深めました。

根室市での料理交流

 根室市においては、根室商工会議所女性会と料理交流を行いました。日本人側は手巻き寿司を、四島在住ロシア人側はボルシチ、ピーマンの肉詰め等を作りました。日本人側からは、初めて目にするビーツ(ボルシチなどに欠かせない赤い根菜)に質問が相次いでいました。ロシア人団員は、慣れない手つきで手巻き寿司を作りつつも、その味には大いに満足した様子で、終始和やかな昼食会となりました。

 約一か月にわたり札幌で交流を深めた者たちはEメールアドレスの交換やSNSでつながり、事業終了後も連絡を取り合っています。四島在住ロシア人のなかには、交流を深めた日本人と連絡をとるためにFacebookのアカウントを取得する者さえいました。
 事業終了時のアンケートでは、「島に帰りたくない」、「日本語の勉強を続けたい」、「また来たい」といった事業に対する肯定的な意見がみられました。
 日本語習得事業に参加した四島在住ロシア人たちは、四島交流訪問事業で日本国民が四島を訪れた際、現地での交流主体または補助として、ホームビジットの受け入れや住民交流会への参加等で活躍しています。
★主な内容は次のとおりです。
7月17日 (木) 根室港入港、オリエンテーション、中標津町へ移動 〔中標津町泊〕
7月18日 (金) 札幌市へ移動、歓迎会 〔札幌市泊〕
7月19日 (土) 開講式、授業開始 〔札幌市泊〕
(札幌市滞在中) 平日:日本語授業
土曜日:各種交流プログラム
日曜日:休日
〔札幌市泊〕
8月19日 (火) 修了式、歓送会 〔札幌市泊〕
8月20日 (水) 根室市へ移動 〔根室市泊〕
8月21日 (木) 料理交流、記者会見、納沙布岬視察等 〔根室市泊〕
8月22日 (金) 根室港出港