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9月17日から9月21日の日程で、北方四島在住ロシア人60名を旭川市及び近隣の町(美瑛町、東川町及び愛別町)に受入れ、各種交流事業などを行いました。
9月17日に根室港に下船したロシア人団員に対し、オリエンテーション及び元島民による講話を行い、根室市街地散策終了後に大型バス2台で受入先である旭川市に移動しました。 翌18日には、旭川市の東旭川農村環境改善センターにおいて、旭川日ロ親善協会による歓迎の挨拶、旭川小学校音楽部による歓迎演奏などの歓迎セレモニーを実施しました。セレモニー終了後に「もちつき体験」を行いました。
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また、同日に旭川市内にある「慶友会吉田病院」において、希望者2名に対し、専門健康診断(人間ドック)を実施しました。(人間ドック受診者2名は、後述のホームステイから合流しました)
その後、東川町に移動して、ロープウエイで大雪山国立公園旭岳に登り、大雪山系列の景色を見ながら散策しました。その後団員は、旭川市及び近隣の町の各農家15世帯(旭川市5世帯、美瑛町2世帯、東川町3世帯、愛別町5世帯)にそれぞれ分かれて一泊(ホームステイ)し、受入農家の人達との交流を行いました。
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19日は、各家庭から旭山動物園に集合し、園内を自由に散策しました。午後からは神楽公民館で、旭川「食」と「農」の交流会を実施しました。この交流会では、女性農業者の手作り料理を食べながら、のり巻き作り体験をしたり、各グループ(10テーブル)で、「農業」や「食」をテーマに歓談をしました。
住民交流会には、千島歯舞諸島居住者連盟道北支部の会員や(一社)旭川青年会議所の会員、北海道旭川農業高等学校の生徒も参加し、交流を行いました。交流会終了後に旭川市街地を自由に散策し、その後、ロワジールホテル旭川で夕食交流会を行いました。 夕食交流会では、「Four Rivers」というグループがロシア民謡(百万本のバラ、ポーリュシカポーレ、カチューシャ)を歌ったり、「永山屯田太鼓保存会」による太鼓演舞などを鑑賞しながら歓談し、大いに盛り上がりました。 夕食交流会には、北海道議会副議長を含めた来賓や女性農業者、ホームステイ受入農家の人達も参加しました。
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20日は、旭川市を出発し、北見市を経由して根室市に移動し、根室グランドホテルに宿泊しました。
21日は、ホテルをチェックアウトした後、市街地散策を行い、納沙布岬視察と団長と各島代表3名による記者会見を行い、出域手続き終了後、根室港から国後島古釜布に向け出港しました。 今回の受入事業では、近年行われなくなった「ホームステイ」を実施できたこと、さらに「農家民泊」という新しい試みを実施することができ、訪問団員に日本人や日本文化への理解を深め、北海道上川管内の自然や産業にも身近に感じてもらうことができました この受入において四島在住ロシア人への様々な体験・行事などを通じて一段と信頼・友好関係を深めることができ、数多くの出会いや交流が生まれ、双方の親善関係の発展に大きな成果がありました。 ★主な内容は次のとおりです。
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