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6月8日から6月11日の日程で北村信人団長を含む計61名が択捉島を訪問しました。
あいにくの悪天候で出港が丸一日遅れ、島内での活動が2日間から1日に短縮になりました。予定していた視察先をいくつかキャンセルにせざるを得なくなりましたが、交流事業の根幹である住民交流会やホームビジットなどは実施することができました。 択捉島・内岡港に上陸後、新文化会館にて表敬訪問と住民交流会を行いました。住民交流会の第一部では羅臼町の社交ダンスクラブがダンス講習会を行い、島在住ロシア人の中高生が民族舞踊を披露するなど、踊りを通して楽しく交流することができました。 第二部の意見交換会では「あなたが考える共同経済活動」というテーマで、訪問団員と20名ほどの択捉島在住ロシア人が、6グループに分かれて話し合いました。テーマに沿って、これから始まる共同経済活動への期待やアイディアを語り合いました。具体的には、自然や温泉を活かした観光事業・水産資源の活用・交通インフラの整備など、お互いのニーズについて活発な意見交換が行われました。 その後、紗那日本人墓地で墓参を行ってから、昼食を兼ねて10家庭に分かれてホームビジットを実施しました。択捉島在住ロシア人の生活を知る貴重な時間を過ごしました。 紗那の市街地を散策した後、夕食交流会を行いました。ここでも択捉島在住ロシア人による歌や踊りの披露がありました。訪問団からも歌のプレゼントをするなど、楽しい時間を共有することができました。 1日だけの短い日程ではありましたが、親しくなった択捉島在住ロシア人との別れを惜しみつつ本船へ戻り、翌日無事に根室港に帰港しました。 |
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