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7月6日から10日の日程で青少年受入事業を実施しました。この事業は北方四島交流事業が開始された平成4年から行われています。今年度は北方四島在住ロシア人青少年等63名が札幌市及び根室市を訪問しました。
入港後、根室市でオリエンテーションをしたのち、札幌市に移動しました。 7日は全日にわたり、札幌大学との交流事業を実施しました。 ロシア語を専攻している学生とスポーツ交流や、大学生の案内による学食体験、双方がロシア語の詩歌を発表する詩歌交歓会、大学内の施設見学等を行いました。 午前は、スポーツ交流を実施しました。 スポーツ交流は大いに盛り上がり、双方ともに汗を流しすぐに打ち解けることができました。 昼食は、大学構内の学生食堂で、大学生と一緒に学食を食べました。 ロシア人団員は、豊富な学食メニューについてたくさん質問しました。 そこから食文化や大学生活について話すなど、話題が次から次へと広がっていきました。 午後は、詩歌交歓会、大学施設の見学を行いました。 詩歌交歓会では、大学生とロシア人団員がロシア語で詩の発表をしました。 その後、大学施設(埋蔵文化財等)を見学しました。 これらプログラムを通じて青少年団員は、日本の大学や日本文化や生活習慣などに理解を深めることができました。また、大学生と仲良くなり、活発にコミュニケーションすることができました。 札幌市内で夕食交流会を行いました。 60名を超える札幌市内大学生が集まり、交流しました。 交流会では、北海道大学国際交流サークル“SACLA”の企画で日露文化についてのクイズを組み入れたほか、ロシア人団員による歌の披露をしました。
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札幌市内のプログラムを終えたあと根室市に戻り、納沙布岬を視察しました。
出港日の午前中には、落石中学校を訪問し、大玉転がし等を通じて交流することができました。 その後、北方四島交流センターで、まとめ研修会を行いました。
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今回の青少年受入事業では同世代間の交流を通じて、相互理解と信頼関係をより一層深めることができたほか、札幌市において事業を行うことにより、日本本土の都市機能を体感し、インフラの先進性、快適性等を印象付けるなど、所期の目的を達成できたとものと考えます。
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・交流の中で新しい友人が増え、お互いについて沢山興味深いことがわかる ビザなし交流は両民族の友好を強化する助けになると思う。この事業のおかげで札幌に住む日本人の友人と再会できたし、新しい友達をつくることができた。 ・札幌大学に行ったのが楽しかった。学生達と交流する機会をいただきありがとうございます。とても良い方達と交流することができて、夕食交流会にも感激した。 ・学生達との交流が楽しかった。うち一人は私達に町を案内してくれ、沢山の場所を見せてくれた。 ・何もかもすばらしかった。より良くこの土地を知り、ここに住む人々を理解するために、もっと沢山、もっと詳しく日本文化について知りたいと思った。 |
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