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北方四島交流受入事業の一つとして、2001年度から毎年実施している日本語習得事業。今年度は7月11日から8月14日までの日程で北方四島在住ロシア人17名が札幌市及び根室市を訪れ、約一か月にわたり札幌市内の語学学校(IAY)で日本語を学習しました。
毎週土曜日は、札幌市内において各種交流プログラムやホームビジットを実施。特に若い世代(大学生・中学生)や札幌市在住の元島民2世・3世の方々(千島連盟道央支部「虹の会」)を含めた各界各層の幅広い市民との交流の機会を設けました。
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8月5日は、「北方四島交流スピーチコンテスト2017」を開催。ロシア人団員が日本語でスピーチを、札幌市内でロシア語を学ぶ学生・社会人がロシア語でそれぞれスピーチを行い、双方がお互いの学習の成果を披露、確認し合いました。スピーチ後のミニコンサートでは、元島民2世の方が会社の同僚とコルネットとバストロンボーンによる演奏を披露しました。日本人にもロシア人にも馴染みのある全5曲を演奏いただき、音楽を通して素敵な時間を共有しました。その後、茶話会形式でスピーチ参加者含め、日本語習得を担当した日本語学校の学院長や講師陣、元島民2世・3世の方々も交えて交流を深めました。
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事業終了時のアンケートでは、「日本人団員が島を訪問する際に、通訳など様々なお手伝いがしたい」、「日本語の勉強を続けたい」、「また交流プログラムに参加したい」といった事業に対する評価がありました。
日本語習得事業に参加した四島在住ロシア人たちは、四島交流訪問事業で日本人が四島を訪れた際、現地での交流の主体として、ホームビジットの受け入れや住民交流会へ参加するなど活躍しています。 |
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