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6月28日から7月2日の日程で青少年受入事業を実施しました。この事業は北方四島交流事業が開始された平成4年から行われています。今年度は北方四島在住ロシア人青少年等60名が札幌市及び根室市を訪問しました。
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◆ 6月28日(木)は、入港後、根室市内でオリエンテーションをし、空路により札幌市に移動しました。
◆ 6月29日(金)は、札幌市内で、清涼飲料水工場等を見学した後、ロシア語を学ぶ大学生の方々のアシストにより大通公園の近辺を散策し、整った都市景観や街の賑わい等を楽しみました。 散策に引き続き一緒に夕食をとり、団員は、大学生の方々のやさしにふれながら交流しました。
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◆ 6月30日(土)は、同じく札幌市内で、北海道をホームタウンとするプロサッカークラブ(コンサドーレ)の協力による、スポーツ交流を行いました。今回の受入事業のメイン行事です。
団員は、サッカー教室、チアダンス教室のいずれかに参加しました。各教室では、同年代のコンサドーレU-15(男子)やコンサドールズ・ユース(女子)も交わり、楽しく和気あいあいとした雰囲気の中、サッカー競技やチアダンスの手ほどきを受けその面白さを感じとりながら、ふれあい・交流しました。
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教室参加者による交流会では、クラブマスコットのドーレくんも加わってゲームも行い、温かく心のこもった「おもてなし」に、団員も感激し、交流は深まりました。
交流会後は、サッカー場でクラブチームの練習等も見学しました。
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◆ 7月1日(日)は、鉄路で札幌から根室に戻りました。途中で釧路市立博物館を見学の上、納沙布岬を見学しました。
この後、地元根室市内の高校生の方々と一緒に夕食をとりました。この夕食会では、「カンニング」の仕方といった同世代の者に共通の話題やテーブルによっては青少年交流の活性化といったこともテーマに言葉を交わしていました。団員は、この懇談を通じて、地元の高校生の方々の雰囲気を感じとりながら交流を楽しみました。 ◆ 7月2日(月)、交流日程最終日は、地元根室市内の歯舞中学校を訪問し、生徒の方々と集団でのレクリエーションゲームを通じふれあいました。団員は、ゲームの外、よさこいソーランの演舞や折り紙といった贈りものを受け、おもてなしの心に感じいり交流は深まりました。
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歯舞中学校を後にした団員は、北方四島交流センターで「まとめの研修会」を行った上で、根室港を出港し、四島に戻りました。
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◆ 今回の青少年受入事業では、同世代間の交流を通じて相互理解の進展が図られたほか、札幌市において事業を行うことにより、日本本土の都市環境、交通基盤等の先進性、快適性等を体感、印象付けるなど、所期の目的を達成できたものと考えます。
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