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今回の事業では、9月21日(金)~25日(火)まで網走市と根室市において58名の団員を受入れました。
9月21日、58名のうち56名の団員は根室港にて下船後、北方四島交流センター(ニホロ)において、オリエンテーション及び元島民による講話を受講し、根室市西浜地区での市街地散策を行った後、大型バス2台で受入先である網走市に移動しました。 また、同日下船後、すぐに56名から分かれた2名の団員(国後島2名)は中標津町に移動し、町立中標津病院において専門健康診断(人間ドック)を受診しました。(人間ドック受診者2名は受診後、網走市の宿泊先で本体と合流) 9月22日に53名の団員は、まず、モヨロ貝塚館とオホーツク流氷館を視察しました。昼食後に大曲湖畔園地を散策して、北方民族博物館を視察しました。視察後、網走市内の駒場ショッピングタウンで市街地散策を行いました。
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同日に53名から分かれた5名の色丹島団員は、朝から本体と分かれてバスで女満別空港に移動し、空路で新千歳空港に移動した後、車で9月6日に発生した「北海道胆振東部地震」の被災地である、むかわ町に移動しました。むかわ町では幼稚園を慰問して歌を披露したり、色丹島の園児が描いた絵や幼稚園から寄贈の絵本もプレゼントしたほか、むかわ町長を表敬訪問、島から持参したミネラルウォーターを被災者に配布するなどのボランティア活動を行いました。その後、団員5名は車で新千歳空港に移動し、空路で女満別空港に移動してからバスで網走市の宿泊先に戻り、本体と合流しました。
9月23日は、エコーセンターで網走市長を表敬訪問した後に、日本舞踊を観賞し、流氷おどりを体験した後、昼食を挟み、網走セントラルホテルで、網走市民との「住民交流会」を行いました。住民交流会の前半では、網走市のオリジナル健康体操である「網走健康カニチョッ筋体操」で市民と一緒に体を動かしリラックスした後に、後半は「日頃からの健康づくり」をテーマに6グループに分かれて「意見交換会」を行いました。 その後、博物館網走監獄を視察して、網走セントラルホテルに戻り「夕食交流会」を行いました。
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夕食交流会では、公益社団法人日本詩吟学院 オホーツク岳風会網走支部の方々から「詩吟」の披露や、住民交流会に参加した「網走青年会議所」や「千島歯舞諸島居住者連盟オホーツク支部」の会員の皆さんなどとの歓談で、大いに盛り上がりました。
9月24日は根室市に移動する途中に標津町のサーモン科学館を視察し、根室市で宿泊しました。 9月25日に55名の団員と分かれた3名(国後島2名、色丹島1名)は、市立根室病院において専門健康診断(人間ドック)を受診しました。(人間ドック受診者3名は受診後、昼食を挟み根室港で本体と合流) 55名の団員は、根室市の常盤地区で市街地散策を行った後、納沙布岬視察及び団長と各島代表の計4名による記者会見を行い、根室港から国後島に向け出港しました。 この受入事業での様々な体験・行事などを通じて、四島在住ロシア人と日本人とが一段と信頼・友好関係を深めることができ、数多くの出会いや交流が生まれ、双方の親善関係の発展に大きな成果がありました。 ★主な内容は次のとおりです。
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