令和元年度第１回北方四島交流訪問事業（一般：国後）実施結果概要

　５月１０日から５月１３日の日程で大塚小彌太団長を含む計６５名が国後島を訪問しました。
　今回の国後島訪問では、郷土博物館や図書館、幼稚園、スポーツ施設などを視察した他、日本人墓地の墓参や島民と交流する住民交流会、島民の家庭を訪問するホームビジットを行いました。
　訪問事業のメインである住民交流会は、二部構成で行われ、前半の第一部は、標津町の「しべつとどわら太鼓保存会」の方々による和太鼓の演奏や、島の音楽サークルに所属している方々による、ロシア民謡などの歌や踊りの披露で盛り上がりました。
　後半の第二部では、６つのグループに分かれて、「豊かな観光資源など～双方の暮らしの中から見えるもの」というテーマで島の人達と訪問団員が、お互いに自分達の住んでいる所には、どのような観光資源があるのかなどをアピールし合うなど、活発な意見交換会が行われました。
　このように、「ホームビジット」や、「住民交流会」などを通して、相互理解の促進が図られました。

★主な内容は次のとおりです。

５月１０日	(金)	根室港出港、入域手続き（国後島古釜布）、国後島上陸、表敬訪問（行政府）、市街地散策	〔友好の家泊〕
５月１１日	(土)	視察（郷土博物館、図書館）、墓参（古釜布墓地）、住民交流会（コンサート、意見交換会）、ホームビジット	〔友好の家泊〕
５月１２日	(日)	視察（幼稚園、スポーツ施設、ロシア正教会、ロウソク岩）、市街地散策、映画鑑賞（文化会館）、夕食交流会（友好の家）	〔友好の家泊〕
５月１３日	(月)	出域手続き（国後島古釜布）、根室港帰港

住民交流会（地区文化会館）

ホームビジット